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アカネゾウは不思議なゾウですから、 みんな みんな 大好きなんです。
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30
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性別:
女性
誕生日:
1994/01/02
自己紹介:
高校2年生◇
好きなことは、爪いじりや音楽聴くこと。詩を書くのも好き。
カエルやゾウに関しては人一倍発見レーダが強い=スキ
ミルクティーと絵本をこよなく愛す。
変な家庭で、変な子に育ってしまった。
でも、そんな自分もわりとスキ。
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こんばんは。
お久しぶりです。

しばらく、高校生活に慣れなかったり、
引っ越しがあったりで、バタバタしていて更新できませんでした。
ごめんなさい… ○┓ペコ
 
ちょっと今日は、どうしても書き込んでおきたいことがあったので。



2000年の5月15日は、
私はちょうど小学校を転校した日。

その日、朝、震える足で朝礼台に立ってあいさつした記憶がある。

まだ、小学1年生だった。
5月の半ばっていう中途半端な時期に転校した事は、あくまで『家庭の事情』。


まだ、私が幼稚園に通っていた頃。
ひいじい、ひいばあ、ばあちゃんが立て続けに死んだ。
それに、じいちゃんは選挙に立候補してたりで、厳格な家庭だったんだと思う。
母さんはいっぱい、我慢、我慢を積み重ねていった。

その我慢が爆発したのが、その年の4月13日。
母さんがいっぱい、いっぱいになってしまった。
発作を起こしてしまって、家にいられなくなり、実家に帰った。

もう、小学校が始まっていた私と小4だった兄ちゃんは、土日にだけ母さんに会える生活がちょっとあった気がする。
お母さんと住みたいか?と言われて、素直に転校を選んだ。

たぶん、この選択がなければ、絶対今の私はいなかったと思う。


まぁ、そのときの私って、甘えん坊だわ、泣き虫だわ、で。
さらには、かなり暗い子で、いつもビクビクしてた。

母さんも、自分との戦いで大変だった。
まだまだ、こどもだった自分にはよく分ってなかったけど、今になってわかることもある。
もう、その頃の記憶なんてほとんど自然に抹殺してしまっているけど、
覚えているのは、ちょっとした大きな音で怒鳴られている感覚を思い出し、発作が起きてしまったり、
兄ちゃんがわって驚かそうとした時に、驚き過ぎて発作が起きてしまった。
そういう時は、震えが止まんなくなった母さんの手をしっかり持って、背中をさすってた。

精神科の先生には「ストレスが溜まった時間だけ、治るのに時間がかかる」といわれてた。


ここ2,3年はまったくその症状がないし、いったて健康で、
人から「○○さんみたいになりたいですッ!」って言われちゃうぐらいに
素敵になっていけた母さん。

「10年後には一皮むけますよ」って先生に言われてたように、素敵になれた。


ちょうど、今日お風呂を出て日付を見たら、5月の17日。
あ、15日過ぎてる・・・って思って母さんに伝えてみたら、
もう、10年目に突入って事に気づき、兄ちゃんも急いで呼んで祝福。

母さんおめでとう。ってありがとうって。
ここまで、成長する手助けをしてくれたみんなにありがとう。って。


10年って言ったら、私の人生の3分の2.
人って大きく変わるんだなぁと思う。
私なんかは、思いっきり成長期もいいとこだったけど、
35ぐらいだった母さんが、ほんとに素敵で私の尊敬する人に成れたんだ。
すごい、すごい、ことなんだと思う。
10年前、何にも考えれなかったがきんちょが、肌が乾燥してるからって化粧水つけたりしてるんだもん。
ヤバイね、人間って。

私の人生って、15年の割に密度がメッチャ濃い。
全部言い出すときりがないぐらい。
波乱万丈だぜ、波乱万丈。


すごい、すごい、たくさんのものに影響を受けて今の私たちがあるんだと思う。
こうなれた、自分のことをちゃんとスキだし、そうなった、母さんも兄ちゃんも好き。
父さんだって10年前のあの選択がなかったら、もっともっと、違う人間だったと思う。
あれが、あぁだったなら、なんて言い出すと、母さんと父さんは結婚していなかったわけで、そしたら、わたしも兄ちゃんもこの世に生まれていなかった。
全てが、ベストで一番いいものだったから、今の自分があり、今の誰かがいる。
そう思うと、やっぱり、自分のためにも、全てのためにも、ものすごく感謝してる。

ありがとう。



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